この話は、私より20歳ほど先輩になる方が高校生の時に体験した話になります。
先輩である田中さん(仮名)はある教育にかなり厳しい高校に通っていました。
その高校とは、あのダ○○・タ○ンのH田さんも通っていた高校になります。田中さんが在籍している1年生〜3年生の間は全寮制の生活になっていて自宅に帰れるのは大型連休の時くらいらしく年に数日だったそうです。 そんな高校生活を送っている中、田中さんには1年生の時から仲良くしていた「Aくん」と「Bくん」がいました。この3人は1年生の時からずっと寮生活である暗黙のルールがありました。 年に数回ある大型連休実家に帰るのですが、生徒は寮を出て最寄りの駅に行き各自の家に帰り学校が始まる時も各自で寮に戻ってくるのがルールでした。
この3人には暗黙のルールがあり休みが終わり登校日となる日は寮に戻るために最寄りの駅などに集合するのがルールになっていました。 そんな3年生の夏休みが終わり2学期が始まる登校日田中さんはいつものように定番の最寄えきで2人を待っていました。数分後A君が合流し残りはB君なのですが、A君と家の方向が同じB君なかなか来ないのです。当時は当たり前ですが携帯などあるわけがなかったのでB君には悪いとは思いつつ、2人はギリギリまで待って遅刻などできないのでB君のことはおいてていくことにしました。 学校につき始業式なども終え寮に戻ったのですがまだB君の姿はなく何かあったのかと思いつつもあまり気にしてはしなくて晩御飯の時間になりました。 ご飯を食べ自室に戻ろうとしたところ寮の玄関からB君が入ってきたのです。 田中さんはすかさず「おう!B 遅かったな!」と話しかけたのですが、B君は無視をして自室に向かいました。田中さんは「まぁ、何かあったのだろう」くらいにしか思わず終身準備な道をし明日を迎えるのです。
翌日、早朝先生から田中さんとA君が呼び出しをされました。 呼び出された訳は「お前たちBと仲良かったよな?」と言わ2人と揃って「はい」と答えると「落ち着いて聞けよ、Aが昨日登校中にトラックに跳ねられて死亡した」と告げられたのです。 「いやいや、先生昨晩B君帰ってきましたよ」と言いながらB君の部屋へ向かったのですがそこにB君の姿はありませんでした。 B君が使っていたベットを見るとびっしょり濡れていたそうです。
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